海上試運転計測業務DX化、京浜ドックと流体テクノの共同提案による国交省DXオートメーション補助金交付採択

当社は流体テクノ株式会社と新造船建造時の海上試運転計測業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化事業についての共同提案を行い、国土交通省が推進するDXオートメーションによる省人化推進の補助金対象事業として採択されました。

本事業は、小型新造船の海上試運転における船速などの諸計測業務について、小型船に特有の計測誤差を自動的に補正し、結果を出力するシステムを開発するものです。流体テクノが開発するGPS測定誤差の自動修正とレポート出力を行う自動計測ソフトウェアを、当社が建造する新造船タグボートの海上試運転時に搭載することで実測業務の自動化と工数削減効果の確認を行います。

両社共同で技術開発から実証実験までを行うことにより、海上試運転の実測記録を認証機関(国土交通省等)へ提出する業務を効率化します。日本の造船現場の具体的な課題をDXの活用により解決することで成果物を社会へ還元することを目指します。

関連リンク:

国土交通省リンク:報道発表資料:船舶産業の省人化・効率化を図る技術の開発・実証事業を開始します<br>~省人化や工数削減を図るDXオートメーション技術の開発・実証7件への支援を決定~ – 国土交通省

日本郵船株式会社ニュース:https://www.nyk.com/news/2025/20250714_01.html

流体テクノ株式会社ホームページ:流体テクノ株式会社